空を生成するシステムを作った

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2年前くらいに着手して制作していた、Blenderの中で空や雲を生成するWorldノード、がほぼ完成しました。これを作ろうと思ったキッカケは「ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド」をプレイしたことです。

ゲームで遊んでいて「あ~、こういうゲームエンジンにあるような空がBlenderにもあったらええのになぁ」と思ったのがキッカケです。

1年以上前に突貫工事で作り上げ、このシステムに「SORA(BackgroundSky)」と名付けて、個人的に運用していたのですが、その後Blenderの勉強を重ねて技術的に出来ることが増えていき、改良を重ねてより使いやすい形にしました。空や雲を観察しながら散歩してたかいがあったと思います。

これはアニメっぽい空を作ることを最大の目的として作りました。

色んな空を再現出来ます。といっても、まあ、ある程度です。

  • 朝の空、昼の空、夕方の空、夜空の描画。
  • 雲の量や形の調節。
  • 太陽と星。
  • 空や雲の色は自由に調整出来る。
  • 完全にプロシージャル。

機能的にはこんな感じです。誤解がないように書いておくと、これはゲームエンジンにあるような天気ジェネレーターではないので、雨や雪を降らせたり雷を起こさせたりするシステムではありません。あくまでバックグラウンドとしての空です。余計なものを付けると不必要にPCが重くなるので、本当に必要だと思われる最低限の要素だけを盛り込みました。

ですが今の時点でも若干だけ重いので(自分のPCがショボいだけ?)、これ以上の要素の追加は止めておきました。

もし付け加えるならば、例えば夜空にオーロラを架けるだとか、そういったこともたぶん出来るでしょう。しかし今のシステムだけでもわりと良い画は作れるので、僕は満足しています。

特に気に入っている点は、雲が二層構造なので、雲にアニメーションを付けた時に奥行きのある高い空を表現出来る事です。高い方の雲を薄く、低い方の雲を分厚く表現するのが鍵ですね。現実の雲もこういう構造になっています。

もう一つは朝の空から昼の空、昼の空から夕方の空、夕方の空から夜空へとグラデーションを付けて変化させることが出来る点ですね。