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3DCGのキャラクターに豊かな表情をしてもらうには柔軟なリグが必要

サムネイル

キャラクターモデルを作った

今作っているキャラクターの3Dモデルがほぼ完成しました。表面上のモデル自体は結構前に完成していたのですが、リグを入れる作業はBlender2.8の正式版がリリースされてからにしようと思っていたので、時間がかかりました。 モデリングにはそこまで複雑さはありません。ボクの作風の場合は。

Elhaym_Body

なのでα版やβ版の段階で作り込んでも心配はありませんでした。ところがリギング、ウェイトペインティングというのは実は繊細な作業が必要でα版やβ版の段階で作り込むには多少不安があったんですね。ですから正式版まで待ってたんです。

複雑な思考力

リギングやウェイトペインティングというのはめちゃくちゃ頭脳を使います。ボクの理想としているリグシステムはアニメらしい動きが作れる柔軟なリグです。これを構築するのにメッチャ考える必要がある。とはいえRigifyを少しカスタムしてボーンやモディファイアを付け加えていくだけなんですがね。これをイチから構築しようとすると地獄になりそうですけどRigifyのおかげでかなり助かってます。 ありがてえ、ありがてえ。

Elhaym_FacialExpression

3DCGのキャラクターに豊かな表情をしてもらうには、Rigifyによる柔軟なリグとシェイプキーを組み合わせることで達成出来ます。ボクの考えではこれらにさらにGreasePencilによる作画も組み合わせることで、無限にとまでは言わないまでもかなり自由に表情を作れる気がしてるんです。やっぱ3DCGのキャラってどうしても表情が固くなりがちじゃないですか?それを打破したいんですよね。

しかしまあ、リギングというのは中々頭脳を使うので集中力が要求される繊細な作業です。特にボクは普段複雑な思考をすることがありませんので、余計に脳に負荷がかかります。絵を描いたり、モデリングする時は音楽やラジオを聞きながら直感的に作業をこなせるんですけど、リギングはそうはいきませんね。たぶん脳が働く領域が違うんやと思います。

あれ、これバグちゃうん?

実はβ版の段階でRigifyの指にバグがある!と勘違いしていたことがありました。バグリポートを見てみると似たような報告があり、それをしばらく追いかけていました。しかし、バグだと勘違いしてるけどバグではなく仕様だよ、みたいな話を開発者の一人がされていたのを最後にそのやり取りは終わってしまいました。

まあそういうことなら仕方がない。正式版のBlender2.8でもボクが懸念していたものは取り払われていなかった。でも致命的なバグ、というか懸念事項ではないので仕方がないでしょう。どういう懸念だったかというのは説明が長くなるのでここでは省きます。

F1で例えると

ボクの考えではキャラクターアニメーションにおいて、作る作業をF1で例えると・・・

モデラーはF1マシンの見た目や外装などを担当するデザイナー

リギングアーティストはF1マシンの駆動を考えたり整備したりするエンジニア

アニメーターはF1ドライバー

という認識です。F1ドライバーが最高の結果を出すには運転しやすい最高のF1マシンを開発する必要があります。それと同じでアニメーターが良い仕事をするには、良いキャラクターモデル・良いリグシステムを開発する必要があるんやと思います。

作業履歴

ボクの場合は、一人で活動しているので「良いキャラクターモデルとは何か?」と一人で考えて、一人でアニメーションさせる必要があるわけですな。

物理演算も使ってリアルな動きが作れるリグ、アニメらしいケレン味のある動きが作れるリグなど最終的にどういうキャラクターアニメーションを作りたいのか?という思想を最初から考えてモデリングしてリギングにも反映させなければならない。モデリングは直感的、リギングは論理的、モーション付けは直感的に作業をします。だからリギングは「論理的な思考で直感的に作業出来るリグやインターフェイスを作る」という難易度の高い作業が必要なんです。そのへんの難しさはありますよね。

さいごに

3Dモデルが完成したといっても、完璧というわけではありません。アウトラインの描画方法や法線編集の方法など、もっと突き詰めるべき項目はいくつかあります。時間的に、作業量的に妥協した点もいくつかあります。でもわりといい感じに出来たかな~と。手描きのコンセプトと比べると可愛く作れたかな~と思っております。やっぱりボクは3Dの方に比較優位があって2Dは圧倒的に練習量が足りてないっすね。

次に作るもののアイディア キャラクター設定画

とりあえずVer.1.0が完成したという感じで、あとは運用しながら改善して、必要性を感じたらその都度バージョンアップさせるという方針でいきます。

現場からは以上です。

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