Check out my artworks! (●△●)(●ω●)

東映特撮の話をしよう 仮面ライダー555 No.3

東映特撮

東映特撮の作品、主に仮面ライダーのアクションや演出について書きます。
仮面ライダー555は脚本や演出が素晴らしいので特にこのあたりの考察が中心です。

東映特撮東映特撮の話をしよう 仮面ライダーカブト No.1 東映特撮東映特撮の話をしよう 仮面ライダーカブト No.2

演出

菊池啓太郎と長田結花が出会うシーン

Touei_17
・海堂直也が長田結花と口論して部屋から出ていくシーンから始まります。
・駅前で菊池啓太郎がチラシ配りをしているカットでは細切れのカットをいくつも繋いで映像を構成しています。
・これはいわゆるジャンプカットの一種と呼んで良いかもしれません。
・このシーンでのジャンプカットの目的は、海堂の可怪しさと結花の慌ただしさを表現する目的で使われています。
・結花が落とした携帯電話に気が付かず、啓太郎の声にも全く反応しないくらい急いでいる様子ですが、それを強調するために、ジャンプカットによる表現を使っていると考えられます。

長田結花とスマートレディが会話をするシーン

Touei_18
・スマートレディが長田結花の肩に手を置くショットから始まります。
・木場勇治や長田結花はオリジナルのオルフェノクとして覚醒するものの、人間としての生き方を忘れられず作品を通じて常に人間とオルフェノクの間を揺れ続けています。
・しかし結花は定期的に人間を殺していてスマートブレイン社としては結花に対する評価は高いんです。

Touei_19A スマートレディ「知ってるわよ・・・あなた・・・。」

B スマートレディ「人間を憎んでいる。その憎しみを木場勇治にも分けてあげて。」

Touei_21C 長田結花「違います!私!・・・私は・・・。」

・↑ここのショットが秀逸ですね。
・まずこのABのショットでは画面の左方向に光源があります。
Aの部分では、スマートレディの左側から顔全体を照らしています。
・そしてBの部分にドリーし、スマートレディがこちらを向くと顔全体に影がかかり、スマートレディ本人とセリフのダークな部分が強調されているわけです。
・スマートレディは無邪気な反面、オルフェノクサイドなのでやはり人間に対する攻撃性はあるんですよね。
・無邪気に人間を殺しそうな怖さ、もしくはオルフェノクサイド全体の怖さを表現しています。
・まあ実際にスマートレディが人間と接する描写は無いんですが。

・全然関係ない話ですが、スマートレディを演じている女優さんは仮面ライダー龍騎にも出演されていました。
いやー、島田さんのスマートレディ姿・・・ちょっとキツいっす(笑)。

長田結花が乾巧を介抱するシーン

Touei_22

・乾巧(仮面ライダー555)が目覚めるショットから始まります。
・長田結花は前述の通り、この場面でも人間とオルフェノクの間を揺れ続けています。
・このシーンの長田結花は、やはり人間として生きたいとの思いから他のオルフェノクとの戦闘で傷ついた巧を見捨てることが出来ず介抱しています。
・でもその思いが何だか変な方向に行ってるような気がしますね。
・結花の顔がちゃんと見えてないショットで、そういう結花のヤンデレ感を表現しています。
・ここまでの長田結花を見ているだけでも、彼女は人との接し方がかなり極端なことが分かります。
・適切な距離感の詰め方とタイミングを分かっていないというか。
・いきなり海堂直也に「好きです!」と告白したり。
・かといえば「こいつクズやんけ!殺したろ!」と判断した人間に対しては容赦なく殺したり。もちろん本当は殺したくないわけですが。
・この後も、この倉庫に乱入してきた時代錯誤な暴走族をぶっ殺してしまいます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です