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アウトラインをつくる(背面法)

対象バージョン
Blender2.8

InvertedHull_12

今回はBlenderでリアルタイムでアウトラインを作る方法、背面法について書きます。英語ではInverted hull methodと呼ばれる手法です。BlenderにはFreestyleがあります。しかしリアルタイムではない事と、線のコントロールが難しいことからボクは背面法がお気に入りです。

1. Backface Cullingをオンにする

InvertedHull_01

・ビューポートの設定で Backface Cullingにチェックを入れる。これをチェックしておかないとオブジェクトが真っ黒になってしまう。

2. オブジェクトのスケールが全て1.000になっていることを確認する

・スケールに変な値が入っていると後々厄介になることがある。

InvertedHull_02

・もしスケールに何らかの値が入っている場合、オブジェクトを選択してCtrl+A→Apply→Scale。これで数字が初期化される。

InvertedHull_03

3. Solidifyモディファイア

InvertedHull_04

・アウトラインを作りたいオブジェクトを選択して Solidifyモディファイアを設定します。Thicknessはマイナスの値を入力してメッシュを外側に押し出す。プラスの値でも良いが、経験的にマイナスの値を入力してやったほうが上手くいくことが多い。

・Flip Normalsにチェックを入れる。

・ClampやOffsetでアウトラインの微調整が出来る。でもあまり使わないかもしれない。もしアウトラインの出方が変な場合は、ここの値を調整してやると良い。

4. Vertex Groupでアウトラインのコントロール

InvertedHull_05

・アウトラインが出てほしくない部分の頂点を選択する。このモデルの場合、眉毛や目周辺などはアウトラインが出なくても良いので選択。そして忘れずにAssignを押す。名前も適当に付ける。ここではSolidifyと付けた。

InvertedHull_09

・Solidifyモディファイア内のボックスで先程の頂点グループ「Solidify」を選択。そして横の矢印←→を押す。これでアウトラインの調整は完了。

MEMO
ウェイトペイントを使用してもっと細かくアウトラインの調整をすることが出来るような気がするんですが、ボクはめんどくさいのでやってません。

InvertedHull_07 InvertedHull_08

5. レンダリングする為のマテリアル設定

InvertedHull_06

・アウトライン用のマテリアルを作る。マテリアルタブ下のほう▼Settings内にあるBlend ModeをAlpha BlendMultiplyに変更。

・シェーダーノードの画面で、画像のようなノードを作る。

InvertedHull_09

・Solidify内のMaterial Index Offsetで2を入力する。これは今作った2つ目のマテリアルをアウトライン用のマテリアルとして使用するという意味。

・これでレンダリングが可能になった。

InvertedHull_11

まとめ

背面法のメリット
  • ビューポートでリアルタイムでアウトラインが確認出来る
  • アウトラインの調整が非エンジニアのアーティストでも直感的に細かく調整出来る
背面法のデメリット
  • 任意の場所にラインを出すことが出来ない
  • ただし、とあるUVマッピングのテクニックを使えばそのデメリットを補うことが可能

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